相続税の基礎知識:親の通帳管理に注意しよう

Calculator and notepad on a wad of money

昨年同居していた母が亡くなりました

寂しさの中で相続税という現実!

悲しむ間もなく亡くなった後の大変さを思い知らされました

幸い兄が詳しかったのでほとんどお任せ状態でした

一人だと大変だったと思います!

これから起こるであろう相続問題について
大変だった事について経験をもとに解説します
参考になれば幸いです

相続税はいくらから発生するの?

相続税は親や祖父母などの親族が亡くなったときに
その財産を受け取る人が国に納める税金のことです

相続税の申告期限(死亡から10ヶ月以内)まで相続税の計算や納付を行います

相続税は、受け取る財産の額によって決まりますが一定の基礎控除額があります
基礎控除額は、2023年現在で3000万円+600万円×法定相続人数です

そんなこと言われてもわかりませんよね

例えば
親が亡くなって子供が2人だけ相続する場合は
3000万円+600万円×2人=4200万円が基礎控除額になります
4200万円以下の財産を受け取る場合は相続税はかかりません

同居や親の通帳を管理している人は要注意

母親が高齢になり通帳管理が出来なくなっていたので
私が管理していました

同居当初は母親の使用した分を記入し管理していましたが
長年となると、あやふやになり結局生活費などはお互いの通帳から出し合っていました

母親が亡くなり
財産分与の話になり
税理士からお金の出し入れがハッキリわからなくなった時期
(ちょうど自宅の一画をリフォームした時期と入退院が同時期)
だったのでハッキリ知りたいという事で


母親の通帳過去2年分
私の通帳過去2年分を全てだし

税理士の前で母親・私の通帳を広げ
大きな金額が動いた時期を照らし合わせて
使った明細や理由を聞かれました

病院の入退院、リフォームを折半、葬儀代金などを話すと
ほとんど出し入れの誤差がなく済み
ホッとしたのを思い出しました

リフォームした時には見積書・支払った金額
葬儀代金・入院費・訪問看護と診療代の領収書も全て提示しました
重要な書類は必ず保管しておくべきです

特に別居している方で
親のお金の管理をしている方は詳細を把握しておくべきです

軽く考えてはいけない相続

相続税は、受け取る人の所得や資産に関係なく課されます

土地や家の評価額により税金も変わっていきます

相続税が発生すると
現在手元に資金が無くても支払う義務があるのです!

例えば、不動産や株式などの非現金資産を受け取った場合
その価値を現金化するために売却したり借金したりしなければならない場合があります
これは、現金資産を受け取った場合と比べて不利です

簡単に説明します

家や土地の評価額が高く相続税が支払えないとなると
最悪、土地や家を手放して現金にする必要があるのです

手放したくなければ
担保にして借金をする方も多いと思います

悲しい現実です・・

しかし
家や土地が何らかの理由で現金収入になるなら
価値はあります!!

子どもへ残す財産は相続税がかかるのか
相続税が発生すると金額は?
後の事を考えることも必要ですね

色々とかかる経費

私の場合は出戻りだったので
親の家に住まわせてもらっていました💦

兄弟や母のおかげで自宅を相続する事ができました

問題なのが家と土地の名義を変更しなければならない!

不動産を相続する場合は「所有権の移転の登記」が必要となります
素人では手続きが難しいので
司法書士などの専門家に依頼することが一般的です
必要な書類
👇

・登記申請書
・相続不動産の登記事項証明書(登記簿謄本)
・固定資産評価証明書
・戸籍謄本
・印鑑証明書
・死亡証明書
・遺産分割協議書

専門へお任せするのが得策です
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他に税金の計算や書類の提出などを税理士へ依頼など・・・
手続き料金が半端ない😭

※不動産の数や相続人の数が多い場合はまとまった金額になることもあります

私は結局・・
借入して相続税支払いました・・

遺産相続は必ず前もって話し合うべき

兄弟でも縁が切れるほど大変な作業です

私の場合は母親が生前に

兄弟で平等に分けるように
そして
今住んでいる家は○○(私の名前)へ相続して欲しい

ずっと話していました
そんな事もありスムーズに相続をすることができました

他人事では決してありません
亡くなった後に慌てる前に話し合うべきだと思います

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まとめ

父親の時に兄弟間で少し揉めたようです

私は知らなかったのですが・・
そんな事もあり
母親は心配していたのでしょう

「金の切れ目は縁の切れ目」
と言われるほどに大切な事だと思います

自分の時にはそうならないように注意していきたいですね

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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