ついうっかり!日焼けに気をつけて

Woman lying and tanned on blue sky and sea

姪が海で日焼けしてしまい
顔がヒリヒリして痛いと!

姪にどうしたらいいか聞かれました

すでに肌は赤黒く炎症し
もともとあったシミが濃く浮き出てきている

紫外線は美容に大敵ですが!
肌を傷つけダメージを負わせる原因にもなるので注意して下さい

ヒリヒリは軽度の火傷

顔を見ると赤黒くなっている状態
軽度の火傷の兆候です

確実にシミになる顔だ・・

冷やした?

冷やしたけどヒリヒリしている
それに乾燥してパリパリしている
保湿を何度も塗っているけど
乾燥が治らない

乾燥しているのは確実にバリア機能を失った状態です

使用している乳液で乾燥するとなると・・

保湿代わりになる
市販でも販売しているワセリンで純度の良いプロペト
を勧めました

黄色で固めのヴァセリンと比べ
透明で伸びが良いプロペト!
皮膚科ではプロペトしか使用しません

プロペトは
皮膚科では肌の保護や保湿として処方されます
皮膚に浸透するというよりも
肌を油の膜で覆う事で水分の蒸発を防ぐ感じですかね

乳児の軽いオムツかぶれにも使えますよ
プロペトをお尻に塗ると膜ができるので
オシッコやウンチ(失礼💦)から皮膚の刺激を守る役目もあります
※軽い症状の場合です

日焼け後のケア

肌がヒリヒリしている場合はとにかく冷やす

日焼けは炎症を起こしているので
色素沈着が起こる場合があります

色素沈着は日焼けをするとそのまま残ります
残らないようにするには完全防備ですね

日焼け止めを2~3時間おきに塗る
・サングラス
・日傘
・UVマスク
※肌を刺激しないようにこすらない

色素沈着は3ヵ月~長い人で1年で落ちついてきます

しかし100%防備は無理だと思われるので
シミができる可能性はあります

保湿

バリア機能を失った肌は化粧水塗った後すぐに
ふたをするように乳液やプロペトなどで保護する
※化粧水は肌の一番上にある角質層だけに浸透します

肌が落ちくまでは刺激を与えない事も大切です
化粧水や乳液など塗った時に刺激を感じたら使用しないで下さい

刺激を感じる場合はプロペトを勧めします

紫外線の種類

何度もブログで書いていますが
おさらいします

普段生活していても日焼けはします
窓の多い家の中だと波長が長いUVAはガラスを通します

UVAは肌の奥まで届くのでシワに深く関係

UVBは肌を赤くし皮膚に炎症を与えることで
シミや皮膚がんの原因にもなります

紫外線はシミ・シワ・タルミと老化の原因だけでなく
皮膚がんの原因にもなる・・怖いです

皮膚科勤務して紫外線の怖さに気づきました

美容皮膚科勤務するまで
日焼けをするとシミになるのかな~程度しか意識していませんでした

しかし
紫外線80%が老化の原因

100%完璧に紫外線カットの生活は無理ですが
意識するだけでも予防はできそうです

姪も40歳
シミがドンドン増えてきている
今はまだタルミはないですが油断すると5年・10年後には・・

再度紫外線に気を付けるように伝えました

最後まで読んで頂きありがとうございます

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